毒性があるのに!それでも使いたくなる初雪草
わたしのすきなグリーンのひとつでもある、
初雪草【ハツユキソウ】
凛とした姿はもちろん、名前までも美しい。
一見その名から冬のお花に思われがちですが、
実は暑いのがすきな夏のお花。
国内では1年通して一定量生産があります。
下部の葉は緑一色で、
上部につく葉は外側から少し白く色づきます。
緑に白い雪が積もったように見えることから【ハツユキソウ】の名がつきました。
可憐な姿のハツユキソウですが、実は毒性を持っています。
切ると出てくる白色の乳液。
触れると人によっては肌がかぶれたり、炎症を起こしたりします。
目に入って失明したという事例も中にはあるらしいです。おそろしい。
そんな毒性あるならわざわざ使うことないのに...って。
う〜ん。たしかにそうですよね。
でもなぜか使いたくなる、人を惹きつける魅力がハツユキソウにはある気がします。
美しい名前に美しい姿、内には秘めた毒性。
......学校のクラスで言ったら、高嶺の花的存在でしょうか。(何言ってんだ)
まあそれはそうと、
毒性を持っているお花って実は結構多いんです。
さらに言ってしまうと毒性を持っていないお花だってたくさん菌はついています。
生き物ですから。
わたしはお仕事で毎日お花に触れていますが、こまめに手を洗うようにしています。
生花を触った手でご飯なんて食べれません。
裏を返せば、職業柄手洗いのくせがついているのでハツユキソウだって何も怖くないわけです。
みなさんもおうちでお花活けた際は、手洗い忘れずにしてくださいね〜
きちんと対処さえすればお花はいい効果ばかりですから。
ハツユキソウは爽やかなイメージなのでガラス花器ばかり使用していましたが、
今回は以前ご紹介したFranc francさんのグレーの花器に活けてみました。
▶︎花器
Franc franc
▶︎コースター
無印良品
▶︎ランチョンマット
DAISO